エンジニア

【全部知ってる?】ITエンジニアの種類と仕事内容

エンジニアって言葉をよく耳にするけど実際どんな仕事をしているのかご存じですか?

パソコンとひたすら向き合ってカタカタしてるイメージの方もいるのではないでしょうか?

一言にエンジニアと言っても、仕事の内容はエンジニアの種類で大きく変わります
求人でよく見かけるフロントエンジニア・インフラエンジニアから需要拡大が予想されるRPAエンジニアなどの種類と仕事内容から求められる能力まで説明します。

そもそもエンジニアとは?

エンジニアとは、モノづくり(エンジニアリング)の専門知識を持つ人を指す言葉です。

ITエンジニアとは、情報処理技術を使って社会をより便利にしていく仕事です。インターネットの普及が進んだ現代では多くのモノやサービスがITと関わりがあります。DX(デジタルとランスフォーメーション)やIoT(モノのインターネット)が拡大している社会において必要不可欠な存在と言えます。

エンジニアの主な仕事は大きく二つの段階に分けられます。システムの規模や工数が小さければ全部担当することもあります。逆に大きい場合全てのステップが分業制のような形になるでしょう。

エンジニアの主な仕事①:設計と開発

設計フェーズ:依頼主から〇〇なサービスを作ってほしいという依頼が入ります。エンジニアは依頼主の希望を実現するため、手段を一緒に考えるためにヒアリングを行い、システム全体を設計していきます。クライアントと開発側の認識が一致すれば開発フェーズに進んでいきます。


開発フェーズ設計書をもとに機能するプログラムを組みます。ここで設計通りに機能するかどうか?求められている方向性と一致しているか?といった様々なテスト行いながら開発を行なっていきます。

エンジニアの主な仕事②:運用と保守

運用フェーズ完成したシステムを実際に運用していきます。決まった時間にシステムを起動、バックアップ取得などを行います。


保守フェーズ:稼働中のシステムを定期的に点検、システムの調整を行います。

運用・保守では想定外の事態やシステムに不備といったトラブルがあれば早急にメンテナンスを行います。原因究明や再発防止が強く求められる仕事です。

エンジニアに求められる4つの能力

  • 論理的思考
  • コミュニケーション
  • マネジメント
  • プログラミング

エンジニアは依頼主のヒアリングから不備のない開発や運用が求めらるため必要な能力も幅広くなります。
しかし上記の3つは社会人として求めれるスキルでもあるため、日々の積み重ねが重要ですね。

エンジニアの種類と特徴

開発系エンジニア

開発系エンジニアとは、製品やサービスをIT技術を用いて開発していく仕事です。
冷蔵庫や掃除機などのハードウェアからスマホのアプリや音声認識AIなどソフトウェアまで幅広い開発領域があります。

開発家エンジニアの種類はこんな感じです。

システムエンジニア
プログラマー
フロントエンドエンジニア
組み込みエンジニア(エンベデッドエンジニア)
AIエンジニア

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアとはクライアントの希望するシステムを、設計書に落とし込む仕事です。開発工数や納期から開発計画を考えます。
クライアントのニーズを的確にとらえ、必要な技術を選択し設計していく必要があります。開発やテストまで全てに携わるため幅広い知識が求められます。

プログラマ(PG)

プログラマとはシステムエンジニアが作り上げた設計書を基に、プログラムを組んでいく仕事です。
実装する機能やサービスによってプログラム言語も変わります。扱える言語がそのまま仕事の幅に広がります。

一般的なエンジニアのイメージが強いのがプログラマではないでしょうか?

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとは、フロントエンド側を担当するエンジニアです。フロントエンドとはユーザーと直接データのやり取りを行う要素のことで、ユーザーが見るWebサイトの設計やデザインを実装していきます。

AI・組み込み・RPAエンジニア

機械学習や人工知能でデータ予測や分類を行うAIエンジニア
テレビやスピーカーなどの製品制御システムを作る組み込みエンジニア
業務効率化ロボットを開発するRPAエンジニア
なども開発系のエンジニアに該当します。

インフラ系エンジニア

インフラ系エンジニアとはインフラ(生活基盤)部分を整える仕事です。ITにおけるインフラとはインターネットやシステム利用に必要なセキュリティやネットワークなどを指します。普段何気なく使うインターネットサービスやアプリケーションなどの環境整備が主な活動領域となります。
開発されたサービスやシステムを正常に稼働させるにはインフラの整備が必須です。

インフラ系エンジニアの種類はこんな感じです!

ネットワークエンジニア
データベースエンジニア
クラウドエンジニア
セキュリティエンジニア
サーバーエンジニア

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、ネットワーク構築から運用・保守までが仕事です。企業は社外秘のクライアント情報やユーザーの顧客情報をデータベースに抱えています。重要なデータを悪用されるリスクを抑えるために、適切なアクセス許可が必要です。同時に使いやすいネットワークの構築が求められます。

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースの構築から運用までが仕事です。データベースとは構造化した情報の組織的な集合です。情報管理や分析のために作られます。例えば商品データベースの場合、商品名と番号と価格などの情報を、一定の形式で保存することで扱いやすいデータに整えます。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは社内ネットワークをクラウド(通信インターネット)上で構築する仕事です。上記のネットワークやセキュリティ、データベースなどインフラ領域全般の知識が求められます。

セキュリティ・サーバーエンジニア

情報漏洩の対策や暗号化技術で情報セキュリティを管理するセキュリティエンジニア
Webサーバーやメールサーバーといったサーバーを管理するサーバーエンジニア
などもインフラ系エンジニアに該当します。

どんなITシステム・サービスにもインフラ環境を構築していく必要があります。これらを総称してバックエンドエンジニアと呼ばれることもあります。

その他のエンジニア

他にもエンジニアとしては以下のようなものがあります。

セールスエンジニア
テストエンジニア
フィールドエンジニア(サービスエンジニア)

いずれのエンジニアもIT技術の知識を掛け合わせて、業務を遂行していきます。

まとめ

知っているものはいくつありましたか?
エンジニアに求められる能力から仕事内容は正直、現場次第で多岐に渡ります。自分が思い描くエンジニアに関する知識を身に付け、将来を考えてみてはいかがでしょうか!
本サイトでは転職活動やエンジニア就職に関する情報を公開しているので参考にしていただければと思います。

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