みなさんは、知らない知識を身につけたい時、「独学」か「教わる」どちらを選びますか?
どちらかが正解であるということはありませんが、偏った知識やネット上の意見だけを真に受けると痛い目をみてしまうかもしれません!
特に最近流行りの、プログラミングスクールは誰もが知る人気スクールから、一見聞いた事がないようなスクールまで数多くのスクールが存在しています。
私としては、通うのは全然ありだと思いますが、ただ脳死で通っても、終わった後と始まる前とさほど変わらない結果になってしまうと思います。
大切なのは「通ってどうなりたいか」だと思います!この記事は、実際にプログラミングスクールに通ったことがある私が、メリットやデメリット、通うべき人、通わない方がいい人について解説したいと思います!
全体的な意見
まずは、それぞれにどんな意見があるのかを確認していきたいと思います!
肯定派と否定派の意見を踏まえ、どちらの意見に自分の考えが近いかを探しながら読んでいただければと思います。
アリ派の意見
プログラミングスキルだけでなく、IT全般の知識も得られたのでとても良かった!
転職支援を受けることで、未経験でもエンジニアになる事ができた!
現役エンジニアの技術を近くで学べ、質問などもでき、肌で感じる事ができた!
独学では理解できなかった箇所が、できるようになり嬉しかった!
いかがでしょうか?このまま否定派の意見もみていきたいと思います。
ナシ派の意見
金額が高い!そこまで価値があるか分からない!
独学でも理解できる範囲だから通う必要がない!
量産型のWebスクールばっかり!
通っても開発ができるようになるわけじゃないから意味なし!
転職支援先がSESしかない!ほぼ詐欺に近い!!
ナシ派の意見としては上記の意見が多いです!
アリとナシ両方みていただきましたが、どうでしょうか?ご自身の考えに近い意見はありましたか?
これらの意見は、どちらが正しいとか正しくないとかではなく、求める質や量つまり「期待値」によって変わってきます。
簡単に説明すると、
未経験者にとっては、プログラミングだけでなくIT全般の知識が学べ、すぐに質問ができる環境が求められている
逆に自力学習スタイルで、質問などにも制限がある環境は独学と変わらず求められていない
Webではなくインフラ周りの知識をつけたい、AIについて学びたい、などそれぞれ学びたい領域や求める授業量、環境、得られるスキルなどが違うわけです!
これはスクールにも言えることで、各スクールによって学べる領域も量も環境も、また求めている人材も変わってきます。
あるスクールでは経験者をターゲットにしさらなるキャリアアップのためのスキルを教えるスクールもあります!
つまりは、冒頭に述べた通り「どうなりたいか」が重要になってきます!そこをしっかりと決めてからでないと、間違ったスクールに通ってしまったり、通う必要がないのに高い金額を払い通ってしまう可能性があります!
私的プログラミングスクールの結論
結論としては、スクールに通うのはアリです。というより、アリとかナシという話ではなく、必要ならば通うべきだし、必要ないのであれば通わなくても良いという結論になります。
当然ですが、そこを誤る人が結構いるのが現状です。。迷った際は以下のように考えてください!
自分にできること
自分にできないこと
自分ができるようになりたいこと
自分でできるようになるか
これででた答えに、時間やお金、習熟度をかけることで、通うべきかどうかがわかると思います!
通うメリット
ここからは通うメリットについて紹介します!スクールに通うことを検討している人は、以下のメリットを参考にして判断をして頂ければなと思います。
スクールに通うメリットはたくさんありますが、今回は特に特徴のある五つを紹介したいと思います。
早く力が身につく
一つ目は「早く力が身につく」というメリットについてです。
これは独学と比較した際に、スクールに通った方が早く技術やスキルが身に付くというメリットです!
独学でもスキルは身に付きますが、必ず学習の時間をとることや、講師とのやり取りをすることによって、段違いに早く身につけることが出来ます!
大体のスクールは、2ヶ月から6ヶ月程度も受講期間として定めているため、その期間内に何らかの成果物がアウトプットできるので 、次のステップに進むのもその分早いです 。
就職や転職に役立つ
二つ目は「就職や転職に役立つ」というメリットについてです。
これは未経験者と比べ、スクールに通った人はプログラミングのスキルがありその他周辺の知識についても、多少知っていると判断されるからです。
企業としても、全く無知の未経験者を採用するよりも、実務経験はなくてもスクールで学んできた人を採用した方が教育コストも下がり、メリットが大きいからです!
未経験でも開発経験が積める
三つ目は「未経験でも開発経験が積める」というメリットについてです。
これはほとんどのスクールで、学ぶ期間と実践する期間が分けられており、何かを開発することが最終目標として掲げられているからです!
スクールを通して学んだことを、アウトプットします。スクールによっては個人ではなく、チームでの開発を行っているスクールもあります。
これは、独学ではできない経験なので差別化を図ることができます。 また、成果物に対しフィードバックをもらえ、それを改善していくことも可能なため、質の高い成果物を作ることができます。
ポートフォリオが作れる
四つ目は「ポートフォリオが作れる」というメリットについてです。
これは先ほどと同様になりますが、スクールでは実際に作ることが多いです。そのため就職時に必要なポートフォリオを作る際に、スクールで作ってきた作品を載せることができます。
もちろん独学でもポートフォリオに載せることはできますが、作品数や作品の質、個人かチームか、など様々なケースの作品を載せられるのはスクールに通っている人だけになります!
そういった点でクオリティの高いポートフォリオが作れます。
仲間ができる
最後は「仲間ができる」というメリットについてです。
これはスクールに通う副産物的なメリットでもありますが、同じ志を持った仲間や未経験者同士の仲間などが集うため、モチベーションの維持や向上、競争心などが爆上がりします!
独学ですと挫折してしまうような場面でも、仲間がいることで乗り越えられたり踏ん張れたりするのが大きな特徴です。
また、仲間同士でフィードバックをしあったり、教え合うことで、知識の再確認ができ良質なアウトプットにも繋がります。
通うデメリット
続いては通うことによるデメリットについても紹介していきたいと思います。何度も言いますがデメリットは、視点によってメリットにもなりますし、取捨選択ができる部分でもあります。
もし自分がスクールに通うのであれば、どういった条件のスクールに通うかというのを考えながら読んで頂ければなと思います!
お金が高い
一つ目は「お金が高い」というデメリットについてです。
これは求める質や学習の量、スクールのサポートなどによってもかなり大きく変動します。なので、自分が通いたいスクールの質や量、サポート内容などが金額と見合っているかを正確に判断する必要があります!
これらの判断方法は口コミや評価などで判断することができるので、よく調べてください !!
スクールによって質が違う
二つ目は「スクールによって質が違う」というデメリットについてです。
当然ですが、同じ領域でもスクールによって学べる範囲や質が変わってきます!これも実際の口コミや評価などで判断するしかありませんが、可能であれば実際にスクールに通っていた人に話を聞くとのが早いです。
最近では SNS などで発信している人も多くいるため、そういう人に声をかけて質問をしてみるのが良いと思います!
後は、実際にスクールのウェブページを見て、怪しい感覚を覚えたり、質の低そうなコンテンツ内容であれば他のスクールにするなどといった判断も可能です。
やりたい事ができない可能性がある
三つ目は「やりたい事ができない可能性がある」というデメリットについてです。
特に Web エンジニアスクールにありがちですが、習得コストが低く開発期間も短い、特定の言語のみを使用するコンテンツで構成されたスクールが多いです!
これはダメというわけではありませんが、扱いたい言語や領域などに触れられない可能性があるため注意が必要です。
スクールに通う前に学習内容の確認や、無料体験会などでこれらを確認するといいと思います !
また、特定の領域に興味がある場合は、その領域を専門としているスクールに通うのがおすすめです。特に最近のおすすめは AI 領域が学べるスクールがおすすめです!
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表面的な知識しか身につかない
最後は「表面的な知識しか身につかない」というデメリットについてです。
こちらもスクールによってありけりですが、基本的に開発というのはチームで行います。要件定義や設計、それからシステム開発など多岐に渡ります。
なので当然プログラミングスクールではプログラミングという部分しか学ぶことはできません。より幅広く深い知識を習得したいのであれば、実際に就職して学んでいく他ありません!
これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは人それぞれです。皆さんはどちらでしょうか?
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?この記事では、踏み込んだ部分でのメリットやデメリット、どのような意見があるのかなどをまとめました!
実際にスクールに通われる際は、その後どうなりたいのか、どんなことができるようになっていたいか、などをじっくりと考えて、その上でスクールに通った方がいいのかどうかを判断するのが良いと思います!