第二新卒でかつ未経験の業種・業界へ転職成功した私の経験を基に、狙うべきは「安定の大手」なのか「安全の中小」かそれとも「ベンチャー」。それぞれの特徴や、狙い所やキャリアについて説明していきたいと思います。
また、第二新卒でのベンチャー転職はよく「辞めとけ」という声や「後悔する」などの声を聞くことが多いと思います。。
そういった所の事実や優良ベンチャー企業の見分け方なども説明していきたいと思います。
大手・有名企業は・・・
さて、大手企業について見ていきましょう!
まず結論、第二新卒の未経験転職で大手企業はハッキリ言うと厳しいです。。。それが現実です。
理由としては2つあります。
未経験である
これはある種大きなメリットでもありますが、大手企業を目指す上ではメリットにはなりません。
大手企業が求める第二新卒の人物像は、ある程度(1〜3年)業界の経験があり、その業界でのキャリアアップを目的としている人を対象としていることが多いです。つまり、準即戦力扱いでの採用を目的としています。
そのため未経験での転職になると、業界知識も少なく準即戦力にもならないため書類審査で落とされてしまう事が多いです。
稀にポテンシャル採用を行っている企業もありますが、それはあくまで、企業としての魅せ方なので、なんだかんだで経験者を採用しているケースが多いです。
新卒採用に力を入れている
続いての理由は新卒採用に力を入れていると言うのが理由です。
簡単に説明すると、大手企業は新卒採用にかなり力を入れています。各企業のリクルートサイトを見てもらうとわかると思いますが、メチャクチャお洒落出し、カッコいいしって感じです。
毎年、多くの人数を採用しているため第二新卒につけいる隙がありません。。。実質新卒とそこまで変わらないですからね。採用するメリットが企業側にあまりないんです。
これらの理由が、大手企業が厳しい理由になります。
ただ、あくまで「厳しい」なので、100%無理ゲーという訳ではありません。チャレンジする価値はあります!
中小企業・・・
恐らく、多くの方が中小企業が狙い目になると思います。未経験での求人も多く、難易度も高すぎず低すぎずです。
大手企業に比べ、新卒採用人数も多くないため、1人2人が大事になってきます。なので、新卒採用と中途採用の比率を半々位に調整している企業も多いです。
唯一難しい点としては、逆に総数が多く企業の選択に困ってしまう事が多々あります。企業が多いため、どの企業が自分に合っているのか、どの企業にするべきかと悩んでしまうと思います。
ベンチャー企業・・・
さて、いよいよベンチャー企業についてです。
結論、ベンチャー企業に未経験での転職は可能です。中小企業と比較しても受かりやすいです。
理由としては、人手不足というのもありますが、ベンチャー企業の考え方として、未経験だろうと何だろうと、やる気があるなら育てるし育つと言う考えがあります。
なので未経験だとか、経験者だとかはそこまで関係ありません。必要なのはとにかくやる気と勇気です。(笑)
ベンチャー企業はおすすめできる?
結論、ベンチャーはメチャクチャおすすめできます。
正直これは考え方によるのですが、
・いち早く現場の仕事に慣れたい
・経営者を近くで学びたい
・若いうちから裁量を持てる
・自由な社風
これらのような動機があり、将来の目標やキャリアをしっかりと見据えている方であれば、自分次第で誰よりもどこよりも成長できますし、大手企業が3年かけて身につけていく技術を半年〜1年足らずで身につけることが可能です。
また、マネジメント経験や顧客折衝などもすぐに経験できるので、独立や転職時にも役立ちます。
他にも、ベンチャーならではの強みとして、企業の成長を体感できることができたりもします。大手・中小企業では経験できない強みの一つでもあります。
なので、冒頭でも言いましたが、ベンチャー企業への転職はオススメはできます。しかし、求められるレベルややることの多さは他よりも多く、少しの覚悟とやりきる力が必要になります。
その分得られるリターンも大きいと思います。
注意しなければいけない点
ベンチャー企業への転職はおすすめできると言いましたが、注意してほしい点がいくつかあります。
入社当初と色々変わる
多くのベンチャー企業の方針は社長一人の意見によって左右されます。なので、会社の事業転換などで入った当初とやることが180°変わったりもします。
見極めるコツとしては、事業の売上や会社の士気などを見るとどの程度力を入れているかがわかると思います。
他にも、VCからの投資を受けていたり、新規事業を起こしていたりする場合も比較的問題ないと思います。
ブラック気質
これは会社環境に依存しますが、ベンチャー企業はある程度ブラックに近いと言うことを認識しておくといいと思います。
基本的には、その会社を大きくしたい人や、事業に興味がある人、ビジョンや理念にとても共感している人など、とにかく熱狂的な仕事人が多く、仕事もメチャクチャあるので、時間が足りず残業をしている人が多いと思います。
このような不安点は入る前に、面接時などに確実に聞いておきましょう。
ノリが強い
ベンチャー企業の多くは、創業者とその仲間で構成されているため、多かれ少なかれ身内ノリがあります。(これはどの会社にもあります。)
身内ノリ自体は悪くないのですが、そのノリがあまり良くない方向のノリだと(執拗なイジリや強めなスキンシップなど)ついていけない可能性もあると思います。
また、そういった環境に馴染むまでに少し時間がかかってしまうかもしれません。
優良ベンチャー企業を見分けるポイント
せっかく頑張って転職活動して入社した会社が想像と乖離がひどく、ついていけない、、、なんて嫌ですよね。
そこで私が見つけた、良い企業の見分け方を説明していきたいと思います。
事実ベースの企業
これはメチャクチャ重要です!
ベンチャー企業に関わらず、企業は基本的に良いところしか見せません。基本的にコーポレートサイトやリクルートサイトを見ても、良いことしか書いてないと思います。
では、そこで事実ベースとはどういう事かというと、『抽象的な表現や曖昧な表記』をせずにより具体的に表記しているかを見てください。
例えば、「社員の声を真っ先に取り入れています」
これはよく見かける一文だと思いますが、どこにも事実や具体例がありません。
・誰からの
・どのような声を
・どれくらいの期間で
・どのように取り入れた
これらの情報が具体的であればあるほど良いと思います!
人柄が良い企業
当たり前ではありますが、人柄がいい企業はとても重要です。
正直ここは、運の力もありますが、面接や面談でできる限り社員の方と話す機会をいただき、社員の雰囲気や社風を掴むといいと思います。
あとは社員よりも「社長」が一番重要です。いくら社員の方と合っても、社長と合わないと本当に苦しいと思います。
その際は「この人について行きたい」と思えるか、それくらいの判断軸でいいと思います!
面接対応がいい企業
経験上ベンチャー企業の面接はちょっと上からくることが多いです(笑)
たしかに、少人数で効率的に仕事を捌いて行くので優秀な人材を求めているのもわかりますが、どこか高圧的で偉そうにしています。
こういう企業は辞めておきましょう。入った後も似たような態度は変わりません。
面接に対する姿勢や態度は、いい企業かどうか見分けるいい材料になりますので、よく観察してください!
私が過去受けた企業では、面接中にタバコ吸いながら、電話している人もいました。(面接は通りましたが、即辞退しました。)
この記事のまとめ
いかがでしたか?
ベンチャー企業はそれなりにリスクもありますが、いい選択肢だと思います。スキルや経験は圧倒的につきやすいです。
しかし、あくまで自分次第なところはあると思うので、継続力や自走力、能動的に動ける方は向いていると思います。
興味ある方は、是非チャレンジしてみてください!
・大手企業は経験がないと厳しい
・ベンチャー企業はおすすめ
・抽象的や曖昧な表現の企業は避けるべき
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以上になります。